まちグルメ alt

2025.07.19

閑静な住宅地にたたずむ日本料理の名店

日本料理よし川

店主 吉川勝さん

99号:グルメ

根津神社の裏門坂の途中にある「日本料理よし川」さんに、お邪魔しました。

以前は荒川区役所の前で営業されたと伺いましたが。

2020年に道路整備のため、現在の場所に移転しました。荒川区では24年間お店を開いており、常連のお客様もついていましたので、通っていただける範囲で探しました。コロナ禍だったので不安もありましたが、ご近所の方や移転前のお客様に助けていただいて、無事に乗り切ることができました。この場所は静かで、隠れ家のようなお店になれたと思います。

屋号にひらがなと漢字を組み合わせた理由を教えてください。

独立してお店を出す時に、師匠(料理研究家の志の島忠氏)から、「漢字だけだと堅苦しいから、「よし」を平仮名で川の三本が流れるような感じの店名はどうか。」とアドバイスを受け、 決めました。師匠は看板の文字も書いてくださり、ロゴも選んでいただきました。

季節のメニューが色鮮やかで、海鮮丼の具が多彩ですね。

今回は一品料理からは「鱧と枝豆豆腐」「夏野菜のゼリーがけ」「鮎の塩焼き」の3品をご用意しました。ほぼ毎日、足立や豊洲などの市場に足を運び、 業者の方と相談しながら納得したものを買い付けています。仕入れ状況によって内容が変わりますが、旬の野菜や魚が中心です。
ランチはご飯ものが中心で、海鮮丼や煮穴子丼、焼き穴子飯がご好評をいただいております。少し前からお弁当の販売も始めたので、お昼は大変忙しくなりました。さらに色々と研究してメニューを増やし、やがてはテイクアウトを中心に展開することも考えています。

隠れ家的な落ち着きのあるシンプルな外観

ランチに提供する「海鮮丼」

美しい日本調の静かな店内

日本料理よし川
月・日(第1・第3)
03-3827-0101
113-0023 東京都文京区向丘2-14-1
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