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2024.01.21

株式会社ツナシマ / 代表取締役 綱島陽介さん

90号:街の不動産屋さん シリーズ1

今号より「街の不動産屋さん」シリーズを掲載します。第一回目は、東京都宅地建物取引業協会・文京区支部・青年会会長を務める株式会社ツナシマの綱島陽介さんにお話を伺いました。

人とのつながりを大切に

東京都宅建協会文京区支部

青年会会長として不動産業に貢献を

会社について教えてください

 株式会社ツナシマは、文京区湯島で不動産賃貸事業を営む会社です。祖父が1946年に創業し、僕は三代目の代表取締役として2017年に就任しました。  
 主な事業は家具付きサービスアパートメント「エリート・イン」の展開です。サービスアパートメントとは、ホテルと賃貸住宅の特徴を併せ持った物件のこと。通常の賃貸は年単位の契約が中心ですが、月単位でも柔軟に利用できるのが特徴です。部屋には上質な家具や家電が備え付けてあり、定期的な清掃サービスや、電気・ガス・水道・インターネットといったライフラインの料金も家賃に含まれていて、ファミリーでもお使いいただける広さを備えています。体ひとつでご入居可能で、 海外からのお客様の長・短期での滞在先としてだけでなく、日本人の一時帰国中の方や、リフォーム中の仮住まいといった形でご利用いただいています。
 なお、少し前まで仲介業のピタットハウス湯島店だった春日通り沿いのビルは、現在建て替え工事中で、完成後は免震構造の貸しオフィスとして展開していく予定です。

東京都宅地建物取引業協会の文京地区青年会・会長と伺いました

 東京都宅建協会は不動産の業界団体です。地域ごとのブロックがあり、会員同士の交流も盛んです。僕は、コロナ禍だった4年前に文京区エリアの青年会長に就任しました。当時は人の移動が制限され、オンラインでの説明や360度カメラでの内見など、デジタル技術の活用が浸透した時期でした。
 青年会も同様で、人が集まるリアルでの会合が難しくなりましたが、WEB会議やオンライン研修を取り入れることで、業界のつながりの維持に努めました。この仕事は生きた情報が命。 そのためにも、人と人のつながりは非常に大切です。
 データベースにアクセスすれば、誰でも物件情報の確認はできます。だけどデータでしか知らない物件を、説得力を持ってお客様にご説明するのは難しい。普段からつきあいのある人から聞く生きた情報は、リアリティとスピード感が違います。物件情報そのものだけではなく、データベースには載ることのない近隣の情報も含めて、きめ細やかにフォローすることで、お客様からの信頼も得られます。

質の高い家具付きサービスアパートメントの内観

箱根畑宿清流マス釣り場

子供達は大満足!

湯島・本郷とのつながりは?

 生まれも育ちも文京区です。実家は本郷郵便局のすぐ近くで、東京学芸大学付属の竹早小・中学校に通っていました。本郷は落ち着きのある成熟した 街ですが、変わらない分、刺激が少ないと言えるかもしれません。海外では大学周辺の学生がワイワイと集まる環境があって、そこから新しいサービスが生まれているので、東京もそういう兆しがあってもいいと思うのですが…。 実は、家の前が東京大学でしたが、早く実家を離れたかったので、京都大学に進学しました。キャンパスのある場所は京都の中でも田舎で、下宿はさらに辺鄙なところにありました。冬なんて部屋の中でも息が白くなるような安普請でしたが、京大はキャンパスが分散していない分、学生が集積していて、 活気があったように思います。

今後の抱負を教えてください

 「不動産といえばツナシマ」と言われるようにさらに会社を成長させていきたいと考えています。地域貢献という意味では、不動産管理に必要なサービスやメンテナンスは、地元の業者さんにお願いしています。
 実は、「働きたい業界ランキング」で不動産業界は人気がありません。有望な若い人材を呼び込むためにも、業界イメージを変えていくことも必要です。 すでに様々な立場の方がイメージ向上に取り組んでいますが、僕もそのお手伝いをしていけたら、と考えているところです。

 

株式会社ツナシマ
東京都文京区湯島2-26-8
TEL. 03-3836-5601
https://www.tsunashima.co.jp

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