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2025.11.15

中村健一公認会計士・税理士事務所 代表 中村 健一さん

101号:本郷法人会 青年部シリーズ4

人と企業、そして地域を、
信頼でつなぐ中村代表

本郷法人会の青年部について教えてください。

私は法人会青年部の副会長を務めています。
主な活動は、文京区本郷地区の小学校で行う租税教室です。
租税教室で『どんな税金を払ってる?』と質問するんです。すると、子ども達が『消費税!』と元気に答えてくれるんですよ。
「みんながお店で払った消費税が、 日銀や国を通じて、学校や福祉などに使われているんだよ」と話すと、子どもたちは真剣に聞いてくれます。
租税教室は、子どもたちが社会の仕組みを学ぶ貴重な機会でもありますが、私たち大人にとっても、地域との絆を感じられる大切な場になっています。 他にも、青年部の全国大会に参加するなど、仲間と交流を深める活動などもあります。

 公認会計士・税理士事務所とはどんな仕事ですか

会計士としては、企業の監査やM&A時財務調査などを調査しています。税理士としては、中小企業の税務顧問が中心です。特に文京区の企業様が多いです。
私は「自分が見られる範囲で丁寧に関わる事を信念にしています。
だから社員はいますが、できる限りすべての案件に目を通し、お客様の顔の見える関係を保ちたいと思っています。先日も道を歩いていて『先生、昨日お店で会いましたね』なんて声をかけてもらえました。この距離感がとても心地よいんです。

湯島・本郷にある企業との関わり、 今後のビジョンを教えてください。

顧問先の多くが湯島・本郷地区の企業です。普段の買い物や食事では地域にお金を落とす事も意識しています。 この小さなの循環の積み重ねが町の力になればと思っているんです。
会計や税務を通じて企業の健全な経営を支え、地域全体が元気になる仕組みを作りたいですね。これからは特に、次の世代に事業をつなぐ〝承継〞の支援に力を入れていきたい。企業が元気であることが、街の安心にもつながると感じています。

小学生にも分かり易い「租税教室」を定期開催

趣味は旅行!マチュピチュの風景

家族との時間が一番のリフレッシュ

中村さんご自身のプロフィールを聞かせてください。

東京に生まれ、父の転勤で全国を転々としながら育ちました。明治大学政治経済学部に進学し、その時はまだ何になりたいか考えてませんでした。
親の友人である会計士から「この仕事は面白いぞ」と勧められたことがきっかけでこの道を目指しましたが、「試験には一発では受からず、卒業してから5年間勉強しました。親の応援と支えがあったから続けられたと思っています。とても感謝しています。『今年で最後にしよう』と思った年に合格できたときの喜びは、今でも忘れられません。その後、大手監査法人で上場企業の監査を経験し、独立して現在の事務所を設立しました。

趣味は旅行です。一番印象に残っているのは、父と一緒に1か月半ほど世界一周をしたことです。マチュピチュやパタゴニアは本当に素晴らしかった。まあ、いろいろ心配もかけましたので、いい親孝行できました。
現在は、妻と3人の子どもたちと暮らす三児の父です。上の子は小3の双子で、下の子は2歳。まだ小さいので海外にはなかなか行けませんが、最近は家族で沖縄によく行きます。海辺で家族と過ごす時間がいちばんのリフレッシュです。
さらに、スポーツ観戦も大好き。この前のサッカーのブラジル戦も子どもと一緒に観に行きました。

最後に、今後の抱負を教えてください。

地域と家族、そして仕事。この3つを大切にしながら、お客さまより信頼される会計士であり続けたいです。これからも家族とともに、地域の一員として、地に足のついた仕事をしていきたいです。

中村健一公認会計士 税理士事務所
03-6240-0652
113-0033 東京都文京区本郷1-11-12 坂詰ビル3階
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