2025.07.19
99号:本郷消防署からのお知らせ
◎高温・多湿・直射日光を避ける
熱中症の原因の一つが、身体に熱がこもりやすくなる高温と多湿です。屋外では、日傘などを活用して強い日差しを避ける。屋内では、風通しをよくし、エアコンを使うなど高温環境に長時間さらされないようにしましょう。
◎計画的かつこまめな水分補給
普段の水分補給は、水がよいでしょう。アルコールやカフェインが含まれているものは尿の量を増やし、体内の水分を排出してしまうため、逆効果です。また、運動時は計画的に休憩し、水だけでなく塩分やスポーツドリンクなどを併せて摂取すると効果的です。
◎暑さに体を慣らす「暑熱順化」
暑さに体が慣れていくことを暑熱順化といい、「やや暑い環境」「ややきついと感じる強度」で毎日30分程度の運動を約2週間、継続することで効果を得られます。日頃から汗をかく機会を増やし、暑さに負けない体作りをしましょう。
世代別<要注意ポイント>
・子どもは身長が低いため、大人に比べて地面から高温の輻射熱を多く受けています。なるべく日影を歩くなどして、地面からの輻射熱を避けましょう。また、子どもだけを車内に残して車を離れるのは非常に危険です。外気温が高い晴れた日は、車内の温度は急上昇し、1時間後には約60℃になることもあります。
・高齢者は、のどの渇きを感じにくくなるため、計画的かつこまめな水分補給をしましょう。
・体力のある健康な成人であっても、無理は禁物です。体調管理や水分補給を怠ると他の世代と同様に熱中症のリスクが高くなることを念頭に行動しましょう。
暑い中、写真のように消防職員も頑張っています。一緒に熱中症を予防し、暑い夏を乗り切りましょう!!
詳しくは東京消防庁のホームページをご覧ください。
東京消防庁HP【熱中症に注意】
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/heat/index.html
