まちグルメ alt

2024.01.21

さまざまな形で日本文化を伝えたい

割烹かねこ

店主 山中一江さん

90号:グルメ

90年を超える日本料理店「割烹かねこ」の三代目店主、山中さんからお話を伺いました。

これまでのお店の歩みについて教えてください。

  祖父が仕出し料理屋や魚屋から始めたのが、出発点です。昔はこの近くには大きなお屋敷がたくさんありまして、午前中には御用聞きに伺ってから、その日の夕方には注文された品物をお届けしていました。
 私が生まれた頃は既に割烹料理店でした。敷地が広くて今の建物の半分位の庭があり、滝も流れていて、人の出入りが多くて賑やかでしたよ。お客様が毎晩お見えになるだけではなく、昼間はご近所の方たちがいろいろなお稽古にいらしていて、サロンのような場所でした。
 現在は改装しましたが、皆さんが楽しみながら出入りできる雰囲気づくりを心がけています。

具体的にはどのような事ですか?

 日本料理のマナーや日本茶の講座など、楽しい講師の先生をお招きして「和の講座 基本のキ」を開催しております。このようなイベントでしたら、若い方がお一人でも気軽に参加できるかと思います。また、年中行事について説明したイラスト入りの「かねこ通信」を、来てくださったお客様にお配りしております。

目に鮮やかな懐石料理ですね。

 今回は師走の献立より、前菜の一部(福梅初雪など5品)と御椀(水柱海老清汁仕立て)、焼物(鰆西京焼、阿茶羅漬け)をご紹介します。厳選された鮮魚と旬の野菜と組み合わせ、日本の行事を考えながら毎月の献立を組み立てています。
 コロナ禍を経てこの業界は大変厳しい状況ですが、きちんとしたお料理をお届けしなければと思います。


※2月以降、部屋貸し以外は休業となります。和室・カフェの貸出に関しましては、上記の時間以外も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

落ち着きのある素敵な外観

福梅初雪などの5品

お洒落なお部屋

割烹かねこ
月(祝日の場合は火)
03-3821-1008
113-0023 東京都文京区向丘2-12-2
https://www.kappou-kaneko.com
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