まちグルメ alt

2025.01.18

花酵母パンでおいしく「美腸活」

Panya+BUNZO

ベーカリー スタジオマネージャー 田中康之さん

96号:グルメ

2024年4月に開店した本郷三丁目の「Panya+BUNZO」さんにお邪魔しました。

屋号の由来は何でしょうか?

この場所は江戸時代から300 年続いた薬屋で、屋号が「山崎文蔵」 でした。しかし、時代の流れとともに創薬と薬局としての役割を終え、14代目の前田菜美さんがこの場所を私たちに貸して下さり、歴史を引き継ぎBUNZOの屋号にしました。かつて「山崎文蔵」の薬で体調管理をしたように、これからは地域の花酵母ベーカリーとして皆さんの健康をサポートできることを願っています。

パンは花酵母菌を使っているのですね。

はい、東京農業大学の酵母菌分離技術で湯島天満宮由来の白梅の花から採取した花酵母菌を使っています。科学的な添加物を使わず、毎日食べても安心・安全です。長時間発酵したパンをいただくことは、酵母菌と乳酸菌のおかげで、腸の細菌を増やす「美腸活」につながると考えています。また、BUNZOシェフのこだわりで小麦は国産小麦を数種類ブレンドし、 歯切れとくちどけが良いパンを目指しています。
店頭商品の30%はヴィーガン対応のパンです。人気のシナモンロールもその1つで、パン生地は花酵母、アイシングは有機ココナッツオイル、砂糖は種子島の粗糖を使った軽やかな食べ心地です。

定番商品の「リュスティック」とはどんなパンですか?

フランスパン生地に水を加えて作った高加水パンです。もっちりとした食感で、「あおさチーズ」や日本はちみつがたっぷりかかっている「くるみゴルゴン」など40種類以上の花酵母パンを提供しています。
Panya+BUNZOは夜にはPan nomi Barに様変わりし、花酵母パンとワイン、日本酒のペアリングが楽しめます。

※次号ではPan nomi Barを取材予定です、お楽しみに!

お洒落な扉ごしに、焼きたてパンの香りが漂います

美味しいパンは花酵母菌と乳酸菌を

焼き上がりから次々と無くなります

Panya+BUNZO (パンヤ ブンゾウ) 
日・月・第2/第4火
03-5990-9345
113-0033 東京都文京区本郷3-25-1 山崎ビル 101
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