2026.01.17
102号:本郷法人会 青年部シリーズ5
本郷法人会青年部は、50歳以下の経営者が集う「異業種交流の場」です。 私はこれまで青年部会長も務め、現在はサポート役として関わっています。 経営者は孤独です。業種は違えども、同じ悩みを共有できます。 法人会には、立場を超えて本音で話ができ、困ったときに素直に相談できる仲間がいます。 私にとって青年部は、学びと支えのある大切な場所です。
当社は、戦後に祖父が創業した会社です。 町のモーター屋から始まり、現在はボルボの正規ディーラーとして歩んできました。 2代目である父は45歳という若さで急逝し、その後は叔父が会社を支え、現在の基盤を築いてくれました。 叔父の存在なくして、今の会社はありません。感謝してもしきれない思いです。 現在は社員20名とともに、家族や地域に支えられながら、未来に向かって歩んでいます。 2026年は法人化70周年を迎えます。
施設の広さや展示台数では、大型店にかないません。 だからこそ、私たちは接客と顧客満足度(CS)で差別化してきました。 自動ドアは必ずスタッフが開ける、お客様の顔を覚える、長く同じ担当が寄り添う――こうした細かな積み重ねを大切にし、独自のCS研修も行っています。 特にクレーム対応は「ピンチはチャンス」だと考えています。 残念ながらクルマが故障してしまった時にどう向き合うかで、ファンになっていただけるか、離れてしまうかが決まります。 この考えは、社員としっかり共有しています。 その積み重ねの結果、2015年にはボルボのCS覆面調査で全国第一位を獲得しました。 評価そのものが目的ではありませんが、日々の姿勢が表れた結果だと嬉しく思います。 また最近は、ゴルフコンペなどを通じてお客様同士がつながる場をつくり、点ではなく“面”での関係づくりにも力を入れています。 そして私にとって最大のテーマは、社員の満足度です。 「社員がこの会社で頑張ろうと思えなければ、お客様をファンにはできない」。 その信念のもと、完全週休二日制の導入など、働き方改革も進めてきました。

ショールーム1階は「ストリート」と呼ばれる展示場

ショールーム2階はラウンジ

仲間とオーバー40の都リーグ加入
目指すのは、100年続く企業。 派手な成長ではなく、人を大切にし、信頼を積み重ねながら、次の世代へバトンを渡していく。 そのための土台づくりが、今の私の役割だと思っています。
趣味は旅行です。一番印象に残っているのは、父と一緒に1か月半ほど世界一周をしたことです。マチュピチュやパタゴニアは本当に素晴らしかった。まあ、いろいろ心配もかけましたので、いい親孝行できました。
現在は、妻と3人の子どもたちと暮らす三児の父です。上の子は小3の双子で、下の子は2歳。まだ小さいので海外にはなかなか行けませんが、最近は家族で沖縄によく行きます。海辺で家族と過ごす時間がいちばんのリフレッシュです。
さらに、スポーツ観戦も大好き。この前のサッカーのブラジル戦も子どもと一緒に観に行きました。
もともと父から「家業に頼るな。自分の道を生きろ」と言われていたので家業を継ぐつもりはなく、初めは大学で学んだ建築設計事務所に勤めていました。 しかし父の体調悪化をきっかけに、急きょ家業に戻ることになりました。 37歳で社長に就任し、現在47歳、社長歴は約10年になります。 趣味は読書とサッカーです。 中学・高校時代は通学に1時間以上かかっていたため、その時間によく本を読んでいました。 限られた人生の中で、多くの経験を疑似体験できるのが本の魅力だと思っています。 サッカーは今でも学生時代の仲間と都リーグに参加していて、心の支えになっています。
生まれ育ったので、文京区への思いはひとしおです。 文京区への矜持もありますし、微力ながらも地域社会に貢献をしていきたいと考えたています。 ボルボの「安全性」や「実直さ」という価値観は、この街の空気によく合っていると感じています。 これからも地域に根ざし、「ここに吉田モータースがあって良かった」と思ってもらえる存在であり続けたいです。
