本駒込吉祥寺
B-85
本駒込吉祥寺

曹洞宗、群馬県の永源寺の末寺。太田道灌が江戸城築城の際、井戸の中から「吉祥」の金印を発見、城内に吉祥寺を設けたのが始まりと伝わっています。天正19年(1591)、徳川家康の入府に伴い現在の水道橋に移り、さらに明暦3年(1657)の大火で類焼した結果、現在地に移って七堂伽藍からなる大寺院となったのです。江戸時代には昌平黌と並ぶ漢学のメッカとして、ここで多くの学僧が学んだそうです。
illustration by UENO Keita
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