2025.05.17
98号:本郷消防署からのお知らせ
今日、石油類をはじめとした危険物が日常生活のあらゆる分野に浸透しており、社会生活の向上に大きく貢献していますが、ひとたびその取り扱いを誤ると、火災又は爆発などの災害を引き起こす、潜在的な危険を有しています。これらのことから、危険物を取り扱っている事業所などに対して、危険物の自主保安管理の推進を呼びかけ、また、都民の皆さまに対しては、危険物に関しての意識の高揚・啓発を図るとともに、生活の安全を確保することを目的として「危険物安全週間」が制定されました。この機会に、身の回りにある危険物の安全な取り扱いについて再確認をお願いします。
近年、身の回りにある危険物を含む物品による火災は多く発生しています。安全に取り扱うためには、以下のポイントに注意する必要があります。
火気の近くでは使用しないようにしましょう。
消毒用アルコールなどは、蒸発しやすく、可燃性であるため、使用する際、喫煙やコンロ等を使用した調理など、近くに火源があると引火するおそれがあります。危険物となる物品を使用する付近では、火気の使用はやめましょう。
直射日光が当たる場所に保管することはやめましょう。
ガソリンや灯油は、直射日光に熱せられることで可燃性蒸気が発生しやすくなります。保管場所は、直射日光が当たる場所や高温になる場所を避けて保管しましょう。