2026.09.19
音楽を愛するシェフによる気軽なイタリアン
オーナーシェフ 中川 浩行さん
106号:湯島本郷グルメ
水道橋駅近くのイタリアン「ラ・クッチーナ・ビバーチェ」の中川さんからお話を伺いました。
父の実家の豆腐店におりました。幼稚園に入る前に、抱っこされながら上野の西郷さんを見た記憶が残っています。埼玉県に引っ越しましたが、高校は千駄木にありました。修業期間の後、この場所でお店を始めたのは15年近く前です。文京区には馴染みがあり、「ただいま」という感覚の場所です。これからも家庭料理に近いイタリアンを作り続け、地元の皆さんに愛されるお店でありたいです。
親戚の影響で子ども時代からギターやドラムを演奏していて、高校卒業後にバンド活動と並行してシェフになりました。今はレストランの営業が忙しくてなかなかライブに行けないので、それなら好きなミュージシャンを店に呼んじゃえ、と。最も多く出演されているのが、10代の頃に憧れていた伊藤銀次さん。SNSを通じて繋がりができ、不定期ですが一緒に演奏させていただいたりしております。昔の自分にも聞かせたいですね。
トマトクリームと新鮮な生ウニをソースにした当店名物のひとつです。ミョウバン不使用なので、ウニ本来の旨みが味わえます。魚介類は養殖より天然の方が圧倒的に美味しいと感じるので、天然物を使うことにしています。
他には、吉田牧場(岡山県)のモッツアレラチーズを使った「カプレーゼ」や、「自家製鶏レバーのテリーヌ」。トスカーナの郷土料理の「ポルケッタ」。以上の料理はイタリアンワインとの相性が抜群な自信作なので、ぜひ味わっていただきたいです。

お店は細い路地の中程、隠れ家的なお洒落な佇まい

(左)生ウニのスパゲッティ(中)ポルケッタ(右)前菜の盛り合わせ

落ち着く店内は照明も美しく、ゆったりと時が流れます