まちの人 alt

2020.09.20

文京経済新聞 編集長 小松 一世さん

70号:会いたい!湯島本郷まちの人

地域のニュースを配信する情報サイトネットワーク「みんなの経済新聞」。そのひとつである「文京経済新聞」は、今年5年目を迎えています。アートイベントなどにも精力的に取り組んでいらっしゃる編集長の小松さんにお話を伺いました。

文京経済新聞は、私のライフワーク自分の地域を好きでいたいからおもしろいことを発信し続けます

文京経済新聞について教えてください

 地域の街ネタ、見た方がクスッと笑えるような小ネタを中心に集めるウェブメディアです。さまざまな方にご覧いただいていますが、文京区在住・在勤などの方はもちろん、区外の方にも、文京区ってこんなにおもしろい地域なんですよということを伝えていきたいと思っています。

携わるようになったきっかけは?

 以前、文京区役所に非常勤で5年間勤めていました。地域活動センターをコミュニティの活動拠点にするという事業の担当で、イベントの企画・運営や広報をしていたのですが、告知ができるツールが区報のみだったんですね。もっと若い方や新しい方に参加していただく方法を模索していたところ、たまたまウェブで「みんなの経済新聞」を見つけて。 でも文京区版はまだなかったんです。その後、会う人ごとにやりたい!と話していたら、やろうとしている方がいるらしいよ、と繋いでいただいて、立ち上げから関わることができました。「文京経済新聞」は私のライフワークです。

アートの領域などでも活動されているそうですね。

 区役所でコミュニティに関わるようになって地域活動に興味を持って、ワークショップで人と繋がることにも興味を持ったので、もう少し自分の活動の裏付けが欲しいなと思って青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムを受講しました。修了後、東京都美術館×東京藝術大学のとびらプロジェクトや東京藝術大学のDOORプロジェクトで活動し、その経験を地域に持ち帰って活かしたいと考えるようになりました。興味の赴くままに動いていたら人の繋がりもできて、という感じです。 神田川アートブロッサムに関わらせていただいたり、障害者支援施設リアン文京のアートディレクションや文の京ハートフル工房という障害者施設の商品販売会のお手伝いなどもしています。


TONEGAWAで開催した「解体ビルフェス」もご紹介いただきました

アート×地域にはどんな効果が?

 美術鑑賞というと敷居が高くなってしまうのですが、ひとつのものをみんなでじっくり観るという体験は、いろんな肩書きを取り払えるというか、例えば障害の有無も越えて、その人個人の感性でぶつかり合える、身近に楽しめる機会が作れるものだと考えています。アート作品を観ることに慣れると、街の何気ないところもちょっと視点を変えて見ることができるようになるんですよね。「おもしろがり方」がわかるというか。そうするときっともっと街を好きになれると思うし、 もともと地元愛を持っている方も多い地域ですが、そういった共通体験が増えていくと、新しく来た方でも溶け込めるきっかけになるのかなと思っています。

編集長にイベントに、と精力的ですが、モチベーションの原点は「アートで街を楽しくしたい」という想いですか?

 最初からそんなに信念を持っていたわけではないのですが、やりたいことをいろいろとやっていたら、点が繋がってやっと点線くらいになってきたという感じです。やりたいことは本当にたくさんあるんですが、体が足りなくて10分の1もできていないんです。(笑)

文京経済新聞に携わって地域の印象は変わりましたか?

 文京区っておもしろいなと取材のたびに思います。何がおもしろいってやっぱり「人」。以前は、文京区って外から見ると上品で素敵だけど少し敷居が高いイメージがあったんです。でも実際に中に入ってみると、いろんなことをやっている人がいて、街も見所がたくさんあるぞと。 文京経済新聞を通じて発見があります。

今後の抱負を教えてください

 おもしろいことを発信し続けていくことです。やっぱり自分の地域を好きでいたいじゃないですか。例えば、会社などもそうだと思うんですが、ちょっと嫌なことがあったとしても、「好き」であることは支えになると思うんですよね。 「文京経済新聞」は、更新や取材がなかなか追いつかず申し訳なく思っているのですが、見てくださる方がいらっしゃるからこそがんばれるので、ぜひご覧いただければと思います。


>>文京経済新聞

 

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